
アイパッチの男 オグリビーのブランド戦略
今週は、ブランドの登場についてお話しします。
先週はUSPのお話をしましたが、USPが浸透し始めたのは1940年代のアメリカ市場でした。
アメリカは次に黄金の50年代を迎えるのですが、すでに家電や自動車新製品が巷にあふれ、類似商品が多くなてきました。
USPをアピールしようにもユニークを訴えることが難しくなってきます。
そもそも、USPは売る側の論理です。
端的にいうと売り手がアピールしたい売り文句なので、受け手である買い手の印象までは踏み込んでいません。
これがUSPの最大の弱点です。買い手の心の中にまで入り込めていないのです。
そこで、売り手の印象を買い手に植え付けていく手法が盛んになります。
華やかなブランド論が生まれてきた歴史とは何かをお話ししいたします。
ブランド論の典型的なコカコーラのCM↓
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